初弾き会
鹿児島杵弥会初めての会が先日、石原荘で行われました。
長唄杵弥会三代目お家元、杵屋弥佶先生と東京芸大の学生のKさんに挟まれ汗だくで”
正治郎連獅子”に
チャレンジしました。
玉のように滴り落ちる自分の汗に輪をかけて緊張。
正味1年間同じ曲をずっと練習した結果となりましたが
練習の20%も出せず気が遠くなりました。
中国の架空の動物・獅子の親子の物語。
親獅子は生まれた子獅子を試練として崖に落とす・・・
牡丹は百花の王にして、獅子は百獣の長・・・
百獣の長は試練を繰り返して這い上がる・・
勇壮でキリリとしたこの演目はだいぶ背伸びをしましたが
忘れられない曲となりました。
同日イオンにて。
梅の栄・菖蒲浴衣・秋の色草・越後獅子の
春夏秋冬の曲をコンパクトにして演奏させていただきました。
4月より弥佶先生のお稽古がイオンカルチャーセンターで始まるそうです。
興味のある方は是非おたずねください。
初心者の方も大歓迎だそうです。
小さい頃大好きだった祭りのお囃子がきっかけで今に至っています。
お稽古することは全く違う花の分野にも反映されることがあります。
趣味の時間帯を惜しく思う時期もありましたが今はとても大切にしています。